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WEBPCをスマート&チャーミングに使いこなすおしゃれな女子を、DIGIGIRL(デジガール)と命名。

東京で抜群の存在感を誇る彼女たちをファッションフォトグラファー・草野絵美が紹介します。

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2012年7月23日月曜日

No.20 アラ若菜(大学生)



世界共通語をみんなで作ろう!
ユニークなサービスを開発する大学生プログラマー



No.20 アラ若菜 
大学生
@wknar

1991年東京都出身。現在は日本大学経済学部に通う4年生。独学でプログラミングを身につけ、nanapiでのアルバイトも経験。Twitterで出会ったパートナーと、カヤック面白ビジネスアイデアコンテストで優勝した「MIRAIGENGO」や、Tech Tokyoで最優秀賞を獲得した「Flower map(華惑星)」の制作などを手掛けている。



ー大学では経済学部で勉強しながらも、独学でプログラミングを始めたというアラさん。最初に世に出したプロダクトは何ですか?

世界共通の言語を作るためのサービス「MIRAIGENGO」です。世界共通語としてはエスペラントという言語があるけれどあまり広まっていませんよね。その問題点を改善して、"皆で作る、視覚的な言語"というものを作れば、みんな覚えて使ってくれるんじゃないかと思いました。

「世界中どこに行っても通じる、VISAカードのような言葉があったらいいのに」と思ったのがきっかけなのだそう。「ロゴとっても可愛いでしょ!」とアラさん。

実際にどういうしくみになっているかというと、まずお題を挙げて例えば「おはよう」だったら、その言葉を連想する5秒くらいのジェスチャーをユーザーが上げていきます。それを見て「あ、これは確かに"おはよう”だ」と思った他のユーザーは共感ポタンを押していって、結果的に1位になったジェスチャーがMIRAIGENGOとしてインストールされるんですね。誰でも発明者になれるシステムです。


ー自分の考えたものが世界で共感を得て、そのまま言語として反映されるというのは嬉しいですね! 他にもTEC TOKYOで最優秀賞を取った「Flower map(華惑星)」という位置情報アプリも作っていますよね。チェックインのサービスはたくさんありますが、このアプリはどういった特徴があるか教えてください。

「Flower map(華惑星)」は飽きのこない位置情報サービスを目指して”チェックイン×アート"という考えで作りました。アイディアの元になったのは「花咲か爺さん」です(笑)。チェックインするとそこにお花が咲く仕組みになっていて、地図上が色とりどりのお花でいっぱいになったらとても綺麗ですよね!ただ花が咲くだけじゃなく、スポンサーさんとかお花屋さんと連携して、咲いたお花の数だけ地球の裏側にお花の種を届けるというソーシャルビジネスも加えました。

和風のテイストが特徴的な「Flower map(華惑星)」。デザインを担当しているのは彼氏さんで、アラさんはプログラミング専門なのだそう。


―素敵!これからますます普及していけば大きなスクリーンで見せたりも出来るし、メディアアートとしてもいいと思います。「地球の裏側にもお花が咲く」というコンセプト、とてもアラさんらしいです。

私はアプリを作る時に、便利さというのはあまり追求していないんです。それよりも世界平和とかユーザーが使っていてちょっと気持ちの良くなるものサービスとして提供したい。日常に彩りを届けることをコンセプトに続けていきたいと思います!


ー楽しく社会貢献できたり世界平和に繋がるというサービスはみんなも使いたくなりますよね。今後挑戦したいことはありますか?

スマートフォンよりもWEBの画面の方が出来ることが多いと感じているので、そちらをメインに作り続けたいです。それから、私、実は歌って踊れるプログラマーを目指してるんですよ!だから歌と踊りもマスターしたいですね(笑)。


ー歌って踊れて技術もあるなんて最高ですね(笑)。世界平和に繋がるサービスがたくさん作れそう!アラさん、ありがとうございました。

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