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WEBPCをスマート&チャーミングに使いこなすおしゃれな女子を、DIGIGIRL(デジガール)と命名。

東京で抜群の存在感を誇る彼女たちをファッションフォトグラファー・草野絵美が紹介します。

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2011年8月29日月曜日

No.08 中久喜朋子(paperboy&co. JUGEM事業部 カスタマーサービス)






アパレル業界からIT企業へ転身
女子らしくITを使うGINZAガール



No.08 中久喜朋子
株)paperboy&co. JUGEM事業部 カスタマーサービス
@nicokuki
http://sequins.petit.cc

1986年、茨城県出身。文化女子大学卒業後、老舗のボトムメーカーのデザイナー職や販売員などを経て昨年夏にpaperboy&co.に入社。ブログサービスJUGEMのカスタマーサービスでユーザーとエンジニアをつなぐ仕事に従事。



ー 中久喜さんはpaperboy&co.に入社される前までアパレル関係だったとか。小さい頃からファッションが好きだったんですか?

母も祖母も洋裁が好きだったのでファッションは幼い事から身近でした。学校で小物やバッグを作るのが楽しくて大学は服飾系の大学へすすみました。

自作のアクセサリーはカフェや雑貨屋でも販売されています

小さい頃に母とカフェへ行ったとき、母がカフェにおいてある昔のGINZAを「見てごらん、これ綺麗でしょ」と見せてくれた思い出が今でも印象的ですね。その時はそれが何の雑誌かもわからなかったけど「ほんとだ!」と雑誌をみて感動していました。


ー大学卒業後はアパレル企業を経て、自作のアクセサリーを販売したりsuzuki takayukiの販売の仕事をされていたんですよね。アパレル関係に携わられていた中久喜さんがWEBの会社へ、というのはとても意外に思うのですが。

自分の可能性を広げたくて転職を考えていたときに半直感的に今の会社に応募しました。その時は Webの業界で働きたいという気持ちは特になかったんですが、私がpaperboy&coのサービスの1ユーザーだったので興味があったんです。 JUGEMで日々のことを綴るブログを作ったり、プチ・ホームページサービス(以下、petit)というサービスで自分の創作作品を発表しています。

愛用しているJUGEMとプチ・ホームページ


周りから社風がおもしろいということを聞いていて、この会社だったらパソコンは好きでもITのことに詳しくない私でも楽しく働けそうだなと思いました。カスタマーサービスの求人がでていたので、接客も好きだし出来ることがあるかもと思い応募したんです。


ー今WEB上で作品を発表するサービスはたくさんあると思います。その中で中久喜さんがpetitを選んだ理由はなんだったんでしょうか?その選択が中久喜さんを今の会社へ引き合わせたという点でもとても気になります。

デザインの可愛いさや値段で絞り込みながら、無料お試し期間を利用して自分の作品とマッチするサービスを色々探していました。petitのお試しを始めて1週間たった頃、petitの運営スタッフからメールがきて「こんにちは中久喜さん」という始まりで、中久喜さんはこんな風にpetitを利用されてるんですね、中久喜さんのアクセサリーとても素敵ですね、ということが書いてあって凄く嬉しかったんです。


ーそれは嬉しい!! ユーザーとの距離の近さやを感じますよね。今、中久喜さんが働いているカスタマーサポートも、まさにそうゆうメールを送るお仕事ですよね。


そうですね。私がもらったようなお客様へのメールもそうですし、要望に応えたり、お客様からの質問を調べて不具合を発見した場合は開発者に知らせて直してもらうこともします。お客様によりすぎても違うし、会社側によりすぎてもエゴが生まれてしまうかもしれない…どちらにも寄らない橋渡し的な仕事です。
お客様の要望をくみ上げることはファッションの接客に近いですが、webのサービスの方が洋服と比べるとユーザーさんが日々使うもの、まめにアクセスするものなので、要望や意見を頂くことで一緒にサービスを作っていただいてる感じが強いかもしれないです。


ー なるほど。サービスがよくなったり進化していくためにはお客様との協同作業は不可欠なんですね。アパレル関係にいた中久喜さんなら、今後はWEBとファッションの橋渡し役としても活躍できそうですね!

今の会社に入ってWebで発信することがより楽しく感じるので、将来はWebディレクターの仕事にも携わってみたいです。私はコンセプチュアルだったりデザイナーの気持ちが入った洋服が好きなので、コンセプトのある洋服ってこんなに素敵なんだ、という意識的なところをWEBで伝えるお手伝いができたらなと思います。


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2011年8月8日月曜日

No.07 Julie Wataiさん(フォトグラファー/コンテンポラリーアーティスト)





秋葉原カルチャーを世界へ発信
女子×ハードウェアに萌えを感じます!



No.07 Julie Watai(ジュリ ワタイ)
フォトグラファー/コンテンポラリーアーティスト
@juliewatai
juliwatai.com FACEBOOK SoundCloud

大阪出身。アイドル経験を経て、現在はフォトグラファーとして活動。秋葉原カルチャーと女の子を紹介する写真集『SAMURAIGIRL』『はーどうぇあ・がーるず』を出版。その他VJや電子工作ガールとしても活躍中。



ー フォトグラファー、コンテンポラリーアーティスト、電子工作、モデルなど幅広く活躍されているJulieさん。活動のきっかけを教えて下さい。

はじめて人前に出たのは10代の頃。当時、千葉麗子さんというアイドルの方がいて史上初のオタクアイドルと言われていたんですが、千葉さんの妹分として活動させて頂いてました。
その経験で何か自分で表現でしたら色々な人に見てもらえるんだなということを実感して、アイドル活動と並行して、同人誌を作ってコミケで売ったり、コスプレをしたり、自分の趣味の活動もしていました。


電子音楽も趣味のひとつ。「お気に入りは、この303というリズムマシーン。80年代のハウスの多くはこのミキサーで作られています。このリズムマシーンが発表されてから電子音楽の歴史が大きく変わったと言われる伝説のマシーンなんですよ」



ーはじめてのコスプレは?

ぷよぷよというゲームにシェゾというキャラクター。男装コスプレです(笑)。



ー当時は今の秋葉原カルチャーのように文化がクロスオーバーしていなかったと思います。アイドルも漫画もアニメも棲み分けが激しかったと思うのですが、アイドル活動と趣味の活動の間で葛藤や迷いはありませんでしたか?


アイドルの仕事に迷いを感じることはありました。アイドルは衣装もダンスも歌も用意されたうえで表現する役割。いわば"作られる"存在だと思います。それはそれで楽しかったし勉強になったけど、自分の趣味の活動を熱心にしていくうちに"作る側"に興味がでてきて、21歳のときにアイドルを辞めました。いったん仕事をお休みして、自分に何ができるのか考えてみたかったんです。
その頃、趣味でコスプレイヤーの女の子たちを一眼レフで撮影していて、写真をツールに女の子達と仲良くなってネットワークが広がっていくのが楽しいなと思い、フォトグラファーとして活動を始めたんです。



ーJulieさんのマルチな活動を見ていると、色々なことに挑戦しながらもそれぞれの活動にJulieさんならではのセンスを感じます。活動のインスピレーションとなっているモノやコトはありますか?


スノウ・クラッシュ」や「ニューロマンサー」といった80年代のSF小説が大好きで、そこにでてくるような女の子達に憧れています。機械を操作したり、理系な姿がとにかくカッコイイ。それに当時のファッションやロボットって、今見るとフューチャーレトロで可愛いですよね。私は機械を見てセクシーだなと思うフェチがあるんですが、テクノフェティシズムというジャンルがあっても良いんじゃないかな、と思います。



ー 産業の発展に心を踊らせた時代の未来の描き方って凄くワクワクしますよね。昔、40~50年代のアメリカで「Ladies&Robots」というムーブメントがあったんです。ロボットと女性が付き合っている写真が何枚もあって、それがセクシーだった時代があるんですが、まさにテクノフェティシズムなのかなと思いました。


2冊目に出版した写真集『はーどうぇあ・がーるず』では音楽機材やコンピューターなど色々なハードウェアとポップな女の子が絡んでいるんですが、女の子とハードウェアってすごく無骨な組み合わせなんですけど、私もそこに"萌え"があると思います。



電子工作ガールとしても活躍中。最近作ったのは喋る人形ファービーのサーキットベンディング(改造)の動画。宇宙語を話すそう。


あれもやりたい、これもやりたい…でここまで走ってきました。職業を聞かれたらフォトグラファーかもしれないけど「何でも屋」みたいなもの。今の時代、ネットで何かを発表するのは簡単だしお金もかからないので、これからもカルチャーとカルチャーをDJみたいにミックスさせて、おもしろいなと思ったことをどんどん放流していきたいです。


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