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WEBPCをスマート&チャーミングに使いこなすおしゃれな女子を、DIGIGIRL(デジガール)と命名。

東京で抜群の存在感を誇る彼女たちをファッションフォトグラファー・草野絵美が紹介します。

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2011年7月25日月曜日

No.06 種村静夏さん(WEBデザイナー/大学生)






仕事と育児の両立を目指して
巡り会えた天職がWEBデザイナー



No.06 種村静夏
WEBデザイナー/大学生
@tane0811
tanemm.com

1988年、埼玉生まれ。学生団体「BRASS」のウェブサイト制作をきっかけにWEBデザイン会社にアルバイト。半年後、フリーランスのWEBデザイナーとして独立し企業や学生団体のWebサイトやFacebookページの制作を手掛ける。


ー 学生ながらフリーのWEBデザイナーとして活躍している種村さん。デザインができてコードも触れる数少ない技術者だと噂で聞いて、一度お会いしたいなと思っていました。

ありがとうございます。でも、大学に入るまで自分のパソコンは持っていなかったし、スカイプって何?という感じだったんです。(笑)


ー そうだったんですか!? とても意外ですね。

所属した学生団体 BRASS で「誰かWEBサイトを作らないか」というアナウンスがあったのがきっかけで、はじめてWEBサイトを作りました。そのときはこの世界が今のように新しい技術がどんどん生まれてくることも知らなくて…正直甘く考えていたんですよね(笑)。
でも作ってみたら面白くて、すぐにWEBデザインの会社でバイトをしながら勉強をしました。半年経ったときに学生団体や起業した友達のWEBサイト制作の依頼が多くなったので、思いきってアルバイトをやめてフリーランスとして活動を始めたんです。


種村さんのチャーミングなホームページ



ー すごいスピードですね。そこまで情熱を傾けた理由はなんだったんでしょうか?

小さい頃から仕事と育児を両立したいという気持ちが強くて。WEBデザイナーという職業を知ったとき、これならフリーランスでもやっていけるし家で育児をしながらお金を稼げるなと思いました。自分の夢が叶う職業に出会えた! と夢中になりましたね。


ー 仕事と育児を両立したいと思ったきっかけは?

母の影響が大きいです。母は若いときに保育士になりたくて短大へ進学したのですが、1年くらいで結婚して仕事を辞めたことをすごく後悔していたようで「あんたは仕事を辞めちゃダメだよ」とよく私に言っていました。

都会では核家族が多くて、子供は色々な人に育てられるというより家族の中で成長していくことが多いんです。一番身近な存在である母親が欠けたりすると子供にとても影響があると思うので、子供のそばにいながら仕事をすることが昔からの私の夢だったんです。


ー WEBデザイナーとして活動した当初、うまくいかなかったことや克服していったことはありますか?

WEBサイトを作るとき、ページごとに目的やターゲットとなるユーザーの調査まで考えて作らないと良いサイトはできないと思うんですが、それをクライアントに伝えることに最初は苦労しました。本来の目的から逸脱したサイトにならないようデザインし、それを細かくクライアントに説明することがWEBデザイナーにとって大切な作業です。数を作りながら、伝え方を勉強していきましたね。

打ち合わせの時はipadをメモ代わりに。


ー これからWEBデザインの技術以外で身につけたいスキルがあれば教えてください。

語学を習得したいので大学を卒業したらまず1年間フィリピンに行きたいです。フィリピンはアジア圏の中で英語の発音が綺麗だし、食事や住むところ、ワンツーマンの英語の塾が付いて10万円くらいで1ヶ月生活できるそうなんです。英語力を身につけてもっと活動の幅を広げて行ったり可能性を広げていきたいですね。


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2011年7月19日火曜日

No.05 もふくちゃん(株式会社モエジャパン代表取締役)






アキバ系アイドルビジネス最前線
秋葉原から世界を目指す萌え系女社長



No.05 もふくちゃん
株式会社モエジャパン代表取締役
@mofuku
http://ameblo.jp/mofukushacho/

1983年、東京生まれ。23歳の時に秋葉原にてアキバ系アイドルライブ&バー『ディアステージ』の社長に就任。今はアニソンDJバー『MOGRA』も運営する、株式会社モエジャパン代表取締役。


ー 今や秋葉原文化を語るうえで、欠かすことができない存在のもふくさん。秋葉原で萌え系ライブ&バー『ディアステージ』とアニソンDJバー『MOGRA』を始めたきっかけを教えてください。

大学生の時、秋葉原のメイド喫茶で友達になった女の子達が今まで出会った誰よりも面白くて衝撃を受けました。アイドルやアーティストなど様々な夢を持っていて、それに向かって真っ直ぐで、話をしているうちにこの子たちと一緒に何かをしたいなと思ったんです。
当時秋葉原では歩行者天国で女の子達が歌って踊るパフォーマンスが盛り上がっていて、毎日ライブができるライブハウスをやろう!と。すぐに場所を見つけて女の子達のライブが見れるバー『ディアステージ』を始めました。


ー 社長に就任したのは23歳のときだとか、すごく若いですね。

最初は右も左もわからなかったですね。でも『ディアステージ』をオープンして半年以上たった頃、女の子もお客さんも増えて手狭になって、これはビジネスとしていけるなと確信を持ちました。そこで『ディアステージ』を引っ越して、しばらくたってからその空きスペースで『MOGRA』を始めました。


m-floの☆TakuさんなどもDJとして訪れる。アニソンがかかったときはかなりの大盛り上がり


当時は秋葉原にクラブがなくて、アニソンのイベントがあってもみんな代官山とか渋谷へ行ってしまう。秋葉原から始まったカルチャーを別の土地にとられるのは嫌だなと思い、アニソンが楽しめる『MOGRA』を始めました。
アニソン畑の人には他ジャンルの音楽を楽しめる場所として、逆にクラブミュージック畑の人には日本のアニソンやアイドルソングの素晴らしさについて触れてもらえるような、ジャンルレスな空間を目指してきて、今年で二年目。やっと目標を達成できてきたなと実感してます。


ー 今や20代前半の若い人たちが集う話題の箱ですよね。 『MOGRA』が人気な背景に、これまでカウンターカルチャーだった秋葉原の文化がメインストリームになってきた時代の流れがあるんじゃないでしょうか?

確かにこの1年で大きく変わりました。数年前は偏見もあったけど、AKB48の盛り上がりもあって今は逆に世間に求められている感じがします。秋葉原でも今の状況は衝撃的で賛否両論ですね。最近は、普通のファッション誌にもオタクカルチャーの文化が紹介されたり、表紙にまで抜擢されたりなどが増えてきた印象です。


ー 自分たちの文化がメインストリームへなっていくことへの不安や動揺はありますよね。

特に秋葉原の人達は文脈や歴史を大切にします。表面加工やコンセプトが1ミリずれただけでも「ニセモノだ」と言われてしまうのが難しいところ。そうゆう特徴が文化が成熟していく過程で今後どう影響していくのかという緊張がありますね。今年が転換期1年目だと思うので、これから大きく変化していくところもあると思うし、よりギークになっていくところもあるんじゃないでしょうか。


ー 先日、東京コレクションで『ミキオサカベ』のショーを見ました。もふくさんがプロデュースしているアイドル「でんぱ組.inc」がコラボレーションしてパフォーマンスしましたよね。ショーを見にきたモードなファッションを身にまとった人達が初めてオタ芸やライブアイドルを見て、最初はショックで呆然としているのに、そのうちオタ芸の動きを真似して参加していく姿が印象的でした。多様な価値観を持ってる人達が一つのカルチャーに魅了されてる現場はドキドキしますね。

そう感じて頂けて嬉しいです。「秋葉原の出し惜しみしないパワーをファッション業界にぶつけたい」とミキオ君からの情熱を受けて今回コラボレーションをしました。
普通オタクの女の子って内向的で他のカルチャーへ参加していくのを怖がる子が多いんです。でも「でんぱ組.inc」のメンバーは本当に意欲的で、「本物の秋葉原のパワーを見せつけてやりましょう!」と意気込んでいた。現代のパンクスここにあり、と思いました!


秋葉原で活動するアイドルグループ「でんぱ組.inc」。合言葉は「萌えキュンソングで世界に元気を発信♪」


今この時代に誰が戦っているのかといったら、それはアイドルだと思います。今人気のAKB48やももいろクローバーZこそ現代のパンクスですよ。アイドルの歌詞を読むと「何がなんでも勝利を勝ち取るんだ」とか「一番上を目指すぞ」といった、攻撃的な内容が多くて少し恐いくらいです(笑)。
今、若い女の子たちが持っているその強さ、精神力が別のカルチャーと組み合わせても存在が負けない理由だし、私がアイドルに魅力を感じるところですね。


ー 今は大きく成長している秋葉原カルチャーもいつかは成熟という局面を向かえると思います。もふくちゃんは今後『MOGRA』や『ディアステージ』「でんぱ組.inc」をどう展開していこうと考えていますか?

時代は必ず変わっていくので『MOGRA』も『ディアステージ』も違うものに変化して次のステップにいくと思います。あとは山口百恵さんみたいに全盛期にマイクをおくのか、もしくは松田聖子さんのようにマイクを握り続けるのか、選択肢は2つ(笑)。それをこれから考えていきます。
「でんぱ組.inc」は海外へ発信していきたいですね。ファッションやアートが失った初期衝動のようなパワーを秋葉原に感じるので、それを私が世界へ伝えていければなと思っています。


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2011年7月11日月曜日

No.04 佐々木詩織さん(大学生)





ブランドバッグからMacBook Airがチラリ
目指すは女子エンジニア



No.04 佐々木詩織
大学生
@shiori1205

1989年、東京生まれ。作家志望だった小学生の頃、両親からもらったパソコンで小説や詩を公開するサイトを制作。大学では広告研究会のWEB広告チームに2年間在籍。『美人事.com』の制作に携わる。来春からITコンサル会社に入社予定。


ー 来春からITコンサルタントの会社でエンジニアとして活動されるそうですが、インターネットにまつわる仕事の中でなぜエンジニアを目指されたのですか?

大学時代に広告研究会のWEB広告チームに在籍して企業や団体のウェブサイト制作に参加したり、友人に誘われて「美人事.com」のサイトを作っていました。




どれも楽しい経験でしたが、その中でも、誰かの「やりたい」ことを形にできるエンジニアって良いなと思ったんです。エンジニアがいないと良いアイディアも残らないし、自分のスキルが誰かから必要とされるのは嬉しいですよね。多分、私って"誰かから必要とされたい欲求"が強いんです(笑)。


ー ウェブ業界で女性のエンジニアはまだ少ないのでしょうか?

少ないと思います。春から入社する会社のITコンサルのスタッフも女性は全体の5%しかいません。女子エンジニアを増やしたいなと思うので、まずは自分がしっかり仕事をできるようになって「こういう風になりたい!」と思ってもらうことが目標です。


ー 最近「かわいい検索」を知って、ウェブサービスにも女の子の目線って必要だなと改めて思いました。私も女子エンジニアがどんどん活躍できたら良いなと思います。詩織さんだったら、どんなウェブサービスやアプリを開発したいですか?

その日に会った人に記録ができる『会った日記』みたいなアンドロイドアプリを作りたいです。普段色々な人に会うことが多いので、今日誰とあってどんな話をしたかメモできたり、会った人を他の友人にも紹介できるアプリがあったら自分で使いたいですね。


ー 会った人との時間を自分だけで楽しむだけじゃなく、周りの人にも紹介できることがポイントですね。

そうですね。色々なチャンスに巡りあえたり、自分自身が今すごく幸せなのも、人との出会いから始まっていると思うので"縁"を大事にしたい。twitterBooklogのように新しい人やモノとの出会いがあって自分を変えてくれるサービスは面白いなと思います。


ー これからテクノロジーが進化をしていく中で、増々インターネットサービスが私たちの日常に関わってくると思います。未来の生活にどんな世界を期待していますか?

アニメが大好きなので『HUNTER×HUNTER』(集英社)の「グリードアイランド」のようにゲーム内部の世界に入り込めたり、アニメ『攻殻機動隊』の「電脳化」みたいな技術が未来の生活にあったら嬉しいですね。そうゆう世界を作っていく過程に自分も携わっていきたいし、そんな未来がくるまで自分が生きていればいいなと思っています(笑)。


ー 最後に、詩織さんの気になるバッグの中身を見せてください!

スマートフォンは2個持ちです。可愛いものが大好き!
最近気になっているのはiidaから発表されたスマートフォン「INFORBAR」。


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