東京の「食」の輝きに目をむけて
チャーミングに綴る美食ブロガー
No.02 平野紗季子さん
美食ブロガー/大学生
@sakichoon
『dusty swan picnic』
1991年福岡県出身。小さい頃から食べることが大好き。IID schooling padのレストラン学部や空間デザイナー・山本宇一氏のアシスタントを経験。ブログ『dusty swan picnic』で日常の食の幸せを綴る。
美食ブロガー/大学生
@sakichoon
『dusty swan picnic』
1991年福岡県出身。小さい頃から食べることが大好き。IID schooling padのレストラン学部や空間デザイナー・山本宇一氏のアシスタントを経験。ブログ『dusty swan picnic』で日常の食の幸せを綴る。
ーブログ『dusty swan picnic』は紗季子さんの日常の「食」の記憶を鋭い感覚で綴っていて、読んでいて幸せな気分になります。
グルメリポートのようなありふれた感想は、私じゃない人が発信すれば良いかなと思ってます。「食」ってそれぞれ価値観が違って当たり前だし、実際に食べてみないと何もわからないアナログなもの。もちろん私も美味しい店の情報はネットで集めることが多いけど、自分が経験したことはただの情報じゃなくてその時の気持ちや空気感まで取り込んで綴っていきたいんです。
ータンブラーで始めたきっかけは?
最初はネット上のかわいい写真をタンブラーでスクラップしていたんですが、そのうち自分の写真も貼りたくなって。自分が大好きな「食」について思ったこと感じたことを写真と文字で記録しています。タンブラーはシンプルでエントリーも流れていくしかないけど、そうゆう適当な緩さと偶然性が気に入ってます。
ー小さいころから食べることが大好き?
両親が忙しいことが多かったので、家族の集まる場所がレストランだったんです。それで食べること、食べる場所が好きになりました。小学生の時から「食べ物手帖」をつけていて、4冊目が終わった半年前からタンブラーで非公開で続けています。
集めたお店の名刺は500枚くらい。お腹を満たすものから芸術の域に達するものまで、文化としての幅の広さが「食」の面白いところですよね!
ー最近美味しかったもの教えてください。
代官山の蜜香(みーしゃん)というお店の杏仁豆腐が絶品。ジャスミンのジュレが杏仁にかかっていて、甘さもほどほどで美味しいです。
プリンの味ってスプーンで変わるんです。銀製のスプーンよりも陶器の丸いスプーンで食べたほうが美味しい。蜜香はお店で杏仁豆腐専用のスプーンも開発していて細やかでいいなと思いました。
ー10年後、何をしていると思いますか?
本当にいいお店や文化を守れるような大きな存在になりたいです。それは日本料理の文化もそうだし、街角の真摯な洋食屋もそう。ネットで情報が溢れる社会になるほどアナログの価値があるというか、本当に体験した人の経験が輝くと思うので、最終的に、人をアナログな体験に誘えるようなブログを書いていきたいです。
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