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WEBPCをスマート&チャーミングに使いこなすおしゃれな女子を、DIGIGIRL(デジガール)と命名。

東京で抜群の存在感を誇る彼女たちをファッションフォトグラファー・草野絵美が紹介します。

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2011年6月27日月曜日

No.03 パク イエナさん(ウェブコンポーザー見習い)





facebookもUSTも!
今注目のソーシャルメディアを操るアヒル口女子



No.03 パク イエナさん
ウェブコンポーザー見習い/大学生
@yenap

1990年生まれソウル出身。facebookやtwitterのソーシャルメディア活用サポート事業を行う「Type-C」にメンバーとして参加。毎週水曜21時から放送のUSTREAM番組「ウェブコンポーザー学校」に生徒役で出演中。



ーWeb制作をレクチャーする「ウェブコンポーザー学校」に生徒役として出演されてますね。ウェブコンポーザーとは聞き慣れない名前ですが、どんな役割なんでしょうか?




ウェブサイトがどうあるべきか?というところを、プログラミングやデザインなどの技術的な制約に捕われずに考えて、サイトマネージングができる人です。「ウェブコンポーザー学校」ではサイトを作る技術だけじゃなく、写真の取り方やクリップの仕方、SNSとの連携、文章の書き方や編集まで幅広く勉強しています。


ーオールマイティに動けるところは、まさに新時代のWebスキルですね。

誰でもネットを使って自由に情報を発信できる今、ウェブコンポーザーが持つ感覚は身につけたいスキルです。自分がやっていることやいいなと思うことは、ブログのように既に用意された方法以外でもUSTREAMやtwitter、facebookなど色々な配信サービスと連携して発信していくことがこれから大事になっていく気がしています。


ー小さい頃からインターネットは日常的だったんですか?

はじめて自分のノートパソコンをもらったのは小学3年生のとき。私は韓国出身なんですが、韓国は日本よりもインターネット文化が発達しているんです。小・中学生の頃からネットゲームで遊んだりブログを書くようになって、一気に世界が広まりました。

ネット上のコミュニティやブログで活動していると、中学や高校の同じ年の友達だけじゃなく、大学生や社会人など色々なバックグラウンドの人と出会える機会が増えて、それがすごく面白かったです。


ーコミュニケーションが多い場所はイベントやパーティなどリアルな場にもあると思います。イエナさんもリアルなイベントには足を運ばれるんですか?

いろいろな場所に行って人と出会ったり話をするのが好きなので、積極的に参加しています。最近面白かったのは東京ミッドタウンのIDEE SHOPで開催していた「Share a Piece of the Earth」の展示とカンファレンス。宇宙から見た地球の写真でデザインされた絵がとても素敵でした。




ーウェブコミュニティとリアルなコミュニティ、どちらでもアクティブに活動してるんですね。イエナさんの中ではこの二つの世界に大きな違いはあるんでしょうか?

今はtwitterやfacebookを使ってネット上で人と交流することが多いですよね。でも私はWebは手段であって目的ではないと思っていて、結局はリアルで繋がるためのキカッケではないかと思うんです。

どんどん便利なサービスが生まれて、ネット上で色んなものを観たり聞いたりできるようになっても、やっぱりリアルなコミュニケーションの場に行かないと体験できなかったり感じられないことはたくさんあると思う。それに自分のフットワークが軽ければ軽いほど自分が憧れていた人に出会えると思っているので、これからもタイミングや直感を大切にして動いていきたいです。


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2011年6月20日月曜日

No.02 平野紗季子さん(美食ブロガー)





東京の「食」の輝きに目をむけて
チャーミングに綴る美食ブロガー



No.02 平野紗季子さん
美食ブロガー/大学生
@sakichoon
『dusty swan picnic』

1991年福岡県出身。小さい頃から食べることが大好き。IID schooling padのレストラン学部や空間デザイナー・山本宇一氏のアシスタントを経験。ブログ『dusty swan picnic』で日常の食の幸せを綴る。




ーブログ『dusty swan picnic』は紗季子さんの日常の「食」の記憶を鋭い感覚で綴っていて、読んでいて幸せな気分になります。




グルメリポートのようなありふれた感想は、私じゃない人が発信すれば良いかなと思ってます。「食」ってそれぞれ価値観が違って当たり前だし、実際に食べてみないと何もわからないアナログなもの。もちろん私も美味しい店の情報はネットで集めることが多いけど、自分が経験したことはただの情報じゃなくてその時の気持ちや空気感まで取り込んで綴っていきたいんです。


ータンブラーで始めたきっかけは?

最初はネット上のかわいい写真をタンブラーでスクラップしていたんですが、そのうち自分の写真も貼りたくなって。自分が大好きな「食」について思ったこと感じたことを写真と文字で記録しています。タンブラーはシンプルでエントリーも流れていくしかないけど、そうゆう適当な緩さと偶然性が気に入ってます。


ー小さいころから食べることが大好き?

両親が忙しいことが多かったので、家族の集まる場所がレストランだったんです。それで食べること、食べる場所が好きになりました。小学生の時から「食べ物手帖」をつけていて、4冊目が終わった半年前からタンブラーで非公開で続けています。




集めたお店の名刺は500枚くらい。お腹を満たすものから芸術の域に達するものまで、文化としての幅の広さが「食」の面白いところですよね!


ー最近美味しかったもの教えてください。

代官山の蜜香(みーしゃん)というお店の杏仁豆腐が絶品。ジャスミンのジュレが杏仁にかかっていて、甘さもほどほどで美味しいです。
プリンの味ってスプーンで変わるんです。銀製のスプーンよりも陶器の丸いスプーンで食べたほうが美味しい。蜜香はお店で杏仁豆腐専用のスプーンも開発していて細やかでいいなと思いました。


ー10年後、何をしていると思いますか?

本当にいいお店や文化を守れるような大きな存在になりたいです。それは日本料理の文化もそうだし、街角の真摯な洋食屋もそう。ネットで情報が溢れる社会になるほどアナログの価値があるというか、本当に体験した人の経験が輝くと思うので、最終的に、人をアナログな体験に誘えるようなブログを書いていきたいです。


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2011年6月13日月曜日

No.01 灰色ハイジさん(WEBデザイナー)




デジガールTIPS満載のつぶやきは必見
Twitterで噂のクリエイティブなIT女史



No.01 灰色ハイジさん
WEBデザイナー
@haiji505
http://www.haiiro-haiji.com

1986年、新潟県出身。12歳の時にひきこもりになりインターネットと出会う。現在は都内の制作会社でWEBデザイナーとして活動中。



ー「灰色ハイジ」というお名前、ハイジさんの透明感にぴったりですね。

地元・新潟の雪の灰色をイメージして10年前につけたハンドルネームです。新潟の冬や雪の儚さが昔から好きで、WEBサイトを作るときも陽気な雰囲気よりはそういうニュアンスを大切にしてデザインすることが多いですね。


ー中学生の頃から独学でWEBサイト作っていたとか。インターネットを始めたきっかけは?

中学生の不登校だった時期にインターネットと出会いました。実家が田舎だったため他に遊ぶものもなく夢中になりましたね。Photoshopでイラストを描いたり作品を発表するうちにネットの楽しさに引き込まれて、WEBデザイナーの仕事をしようと決めたんです。


デジタルライブペインティング大会「cut&paste」学生唯一本戦出場(2007年)


自分の知らないことを知れるのがインターネットの一番面白いところ、これは好きな男性のタイプと一緒です(笑)。


ーハイジさんの好きな"儚さ"とインターネットはとても対局にあると思いませんか? twitterのフィードもブログのエントリーも半永久的に残るイメージです。

WEBサイトってワンクリックですぐ削除できてしまうんです。特に私が仕事で作るサイトは企業のキャンペーンが多いので半年か1年しか存在しません。私の場合その"儚さ"が制作の原動力になるというか、生まれてはすぐ消えるのからこそ次を作りたくなる気がします。残るものだったら逆にそうは思わないかも。


ーデジタル以外で興味があることはありますか?

昔からアナログの道具を使うのがすごく苦手。マウスとキーボードを使うことしかリアルな場で得意なものがないですね。イラストもペンタブレットで描いてきたし。
ファッションは好きです。飽き性なのでその時のモードで全然違うものを見たり選びます。ちなみに黒いアイテムをクールに着こなすのが今の気分。Apple storeもあるので買物はだいたい渋谷です。(笑)。


ー先日ハイジさんが震災後に立ち上げた「3.11 Graph」を見ました。震災にまつわるインフォグラフィックスを紹介&制作する素敵なサイトですね。

ありがとうございます。どこに属しているかに関係なく、みんなが個人で情報を収集したり発信する動きは良いなと思います。




自分はゼロから何かを作るよりも、誰かが作ったものを整理したり編集することがあってると思う。これからもデジタルの分野で活動していきたいので、今はたくさんの仕事をして勉強する期間ですね。今のWEBサービスには女性の感性が足りないと思うので、今後はそこに働きかけれたら嬉しいです。


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2011年6月6日月曜日

No.00 草野絵美さん(ファッションフォトグラファー)





ストリートからランウェイまで
ファッションの最前線を世界に発信



No.00 草野絵美さん
ファションフォトグラファー/大学生
@gyorome
http://kusanoemi.com/

1990年、東京都出身。大学でブランディング・デザインを学びながらファッションフォトグラファーとして活動。レディオ湘南でアシスタントDJとして出演中。



ーインターネットを通じてファッションの今を世界に発信している絵美さん。ファッションフォトグラファーを始めたきっかけは?

ファッションフォトグラファーの原点は小学生の時に立ち上げたウェブサイトです。バービーやブライスをモデルにして写真を撮って公開してました。あのときは今よりhtmlが書けたかも(笑)。高校2年生の時に今のスタイルでファッションブログを始めました。
ファッションもデジタルもどんどん変わっていくところが面白い。速度があるものが好きです。


ーどんな人を「撮りたい!」と思うんですか?

ファッションは世界観や哲学を表現するものだと思うので、流行よりもその人のキャラクターがでているスタイルが好きです。日々変わるものだからこそ、その時代の強い力を感じる洋服や人を撮りたいですね。


http://www.japanesestreets.com/より


ーファッションブログを始めるとき、この人のようになりたいという存在はありましたか?

尊敬している人はたくさんいるんですが、特定の人物はいないです。好きなサイトとして挙げるなら「THE SARTORIALIST(ザ・サルトリアリスト)」というスコット・シューマンさんのファッションスナップブログ。

はじめて彼のサイトを見たときに、写真ってこんなに綺麗なんだと思いました。彼の写真は肉眼に写るよりも美しく被写体が撮れている。みんな目が生き生きとしていて「人=ファッション」なんだなと感じます。実はスコットさんとは日本で一緒にショッピングをしたこともあるんですよ。


ーどんなきっかけで?

スコットさんが来日したとき、サインをもらいに彼のイベントに参加したんですが、その日街を歩いていたらホテルからでてくるスコットさんに偶然会って。「さっきサインもらった絵美です!」と声をかけたら話が盛り上がり、それからスコットさんと友人達と渋谷の109へ一緒にショッピングへ行ってプリクラを撮りました(笑)。



スコットさんはファッションスナップの第一人者。憧れていた人だったのでとても楽しかったです。


ー写真をツールにたくさんの人に出会っているんですね。

人とつながること、おもしろい人と出会うことが私の生き甲斐です。人と出会うことをファクターに行動した結果、それが一番叶うのがカメラだった。ファッションスナップの仕事は色々な人とコミュニケーションがとれるので大好きです。


ーこれからやりたいこと、ありますか?

今、クリエイターにとってプラットフォームになるようなウェブサービスを制作中です。
私が作品をNYで展示できたりフォトグラファー以外の活動ができるのも、人とのつながりのおかげ。多くの人がチャンスと出会えるコミュニケーションの場を作りたいです。


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PHOTO BY KEIKO SUGAWARA